こにしき(言葉・日本社会・教育)

関西学院大学(2016.04~)の寺沢拓敬のブログです(専門:言語社会学)。

日記

TeX 勉強中

常日頃はあまりワードを使わない(秀・丸夫さん派)にもかかわらず、珍しく使ったところファイルが消えるは、他のファイルを壊すはで(まあ、最大の原因は、僕が乱暴に使ったからなんだが)、マイクロソフトにはことごとく泣かされた11月だった。 これを契機…

忙しい

11月初めの日記で、 5月からずっと毎月なにかしら学会発表や論文締め切りや校正(ひとの論文)やらで、まとまった時間がとれなかったんですが、11月から少し余裕ができそうです。 と書いてたんですが、 11月になっても全然余裕ないですから!!!!!!!! …

帰省

車で松本に行く用事があったので*1、松本の開智学校に行ってきました。 どこにあるの?という感じでしたが、実際行ってみると、通っていた高校のすぐそばでした。何度も脇をとおったことがありました。 地方の歴史博物館はヤバめのところが少なくないですが…

某新聞を一日中読んでました

東大で新聞記事を読む(データベースで) ↓ 立教大へ研究発表を聞きに行く(HLC) ↓ 東大に戻ってまた新聞記事を読む ↓ 7割終わったくらいで、検索式を間違えていることに気づく ↓ しばし放心状態 ↓ ふて腐れてタバコを吸いに行く ↓ 仕方ないからやり直す ↓ …

「科学的英語教育」の誕生

先日の「教師のナラティブ」シンポジウムには間に合わなかったが、「英語教育学」の学の成り立ちに関する論文をいくつか読んでいる。70年代前後のものが多いが、現在と40年違うだけでこれほどディスコースパタンが違うものかと非常に興味深い。 「英語教育学…

英語教育史学会月例会に行く

於、専修大学、神保町 島岡丘先生のご発表。 英語教育における音声表記(IPAやカナ書きなど)の試行錯誤の歴史を、興味深く聞く。 ご発表の本筋からずれるが、個人的になるほどと思ったのは、/f/の音を、/v/「ウ゛」との対比で 「ウ゜」 と表記されていたこ…

デザイン変更しました

以前の「ホームページ」風デザイン、かっこいいとは思うんですが、ブログ的にはいまいち分かりづらいと思ったので、シンプルなものにしました。提供されているスタイルシートをほとんどいじらずそのまま。このまえのを作るのに結構時間がかかったので、若干…

「教師のナラティブ」シンポジウム(@神戸市外大)で発表してきました

お世辞ではなく非常に刺激に富む発表、そしてフロアの反応で、濃い2日間でした。 私の頂いたテーマは「社会学」の立場から教師のナラティブがどう見えるかというものでした。それを受けて、現在の「英文科系英語教育研究」あるいは「教員養成系英語教育研究…

苅谷先生最終講義

私はもともと教育学研究科の人間ではないのでものすごくアウェイな感じでしたが、なぜか懇親会まで参加しました。 一昨年に一緒に授業に出ていたS藤さんと一緒にでたところ、Y本君に「呼んでないのに来た組ですね?」と言われましたがまさにそのとおりです…

日本教育社会学会で発表@早稲田大学

セッションがセッションなだけに(私のすぐ後に世界的に有名な「セレブ」社会学者の発表)結構びびりながら臨んだんですが、それなりの手応えがあったのでよかったです。 とかく英語教師の内輪でしか通用しない英語教育研究を、経済学者・社会学者にも共有可…

JSES若手研究者交流会

結論から言うと、すごく良かったです。 諸学会も「大学教員の仲良し会議」ではなくて、若手を育てて今後の発展を願う気があるならば、こういう制度をサポートしていく必要があるよね。阪大Yさんのご提案:情報発信。自分でもブログをやっているので、ウェブ…

ひきこもり

台風関東直撃。 さらばむしろ好都合ということで、某セレブの論文の翻訳仕事を一日ひきこもってやる。 1日中PCに張り付いた頭脳労働をしていると、メイルの返信に対する気力がどんどん減退してくる。PCのはそもそも見ないし、ケータイもチェックだけして閉じ…

バンコク行ってきます

今日の夜の便で、バンコクに行ってきます。学会です。 まあ、他に言うことがないので、もう一回言うと、今日からバンコク行ってきます。 (帰ってくるのは11日ですが、僕がいない間にこのブログを荒らしたりしないでね!)

教育社会学会の

予稿集がなんとか間に合いそうなので、安心しました。 一時はもう無理じゃないのかと思ってましたが、人間、限界を超えるとやれるもんですね。 こんなギリギリの橋を渡るような真似は、もうやめようと思います。(と言いつつ繰り返すのだろう)

EASOLAで

また、発表した。 来週のAsia TEFL発表の予行練習。

EASOLAで発表、Pennycook論文(「批判的応用言語学」)

EASOLA: Education, Anthropology, and Sociology of Language: 第7回例会、7月18日 D論につながる発見があった!やったね!、とか みんな忙しいんだよ、とか 様々な複雑な感情が駆けめぐったプレゼンだった。 以下、要約。(脚注は寺沢のコメント) Alastai…

原稿執筆とどこおってごめんなさい

某S刊行会の原稿、6月末を目処に、という話だったのに、半月もオーバーしてしまった。 まあ、6月末が締め切りの論文がもう一本あったからというのもあるが。 しっかし、既に分析を済ませていたネタだったので、5日くらいで書き終わるかと思ったら、全然無理…

JGSS研究会で大阪へ(1泊2日)

研究会は日曜日だけだったので、大学周辺で、午前近くまで飲む。 次の日(月曜日)、寝坊のしすぎで、朝食付きプランだったのに、間に合わなかった。 京都観光を楽しもうかと思っていたが、そんな時間はなく、帰京。

東京大学外国語教育学研究会で

発表しました。本当は、先日のJALPの発表とは別ネタにしようと思ったんですが、無理でした。分析に失敗しました。。。 質疑応答はJALPよりもハード。でもどれもおっしゃるとおり。 想定外の質問(というか疑義)が出て、しどろもどろに。終わった後に、ああ…

言語政策学会第11回大会で

発表してきました。 毎度思うのは、じぶんは欲張りすぎだということ。 プレゼンテーションはスライド何枚も端折りに端折って、発表時間少しオーバーで収めました。 自分の中での最速レベルの早口でしゃべってもまだ20分に収まりません。 日本語だからまだい…

Rで職業変数を、SSM職業8分類に再コード化する

探せばきっとどこかにあるんでしょうが、ちょっと見つからなかったので自分でスクリプトを書きました。職業800番台のコードには対応していないので、比較的新しいデータを使う場合は、1.職業とのマッチングの部分で適時修正してください。このスクリプトは…

論文読みまくりウィーク

恒常的に論文を読むってことはあまりしてないんですが(というとかなり人聞きが悪いんですが(笑)、分野的に書籍(論文集含む)が中心という意味です)、新しい分野に足を突っ込み始めると読まざるを得なくなります。 国際ジャーナルから査読なしの大学紀要…

Rでロジスティック回帰

和文文献や、日本語のwebサイトには、Rを使ったロジスティック回帰についてはそんなに載ってません。で、書いてあった場合は、たいてい、一般化線形モデルを使うべし、とあります。 だいたいが、下みたいな感じで、familyをbinomialに指定すべし、と。 glm(y…

どうでもいい日記

パソコンにメモリ1GB積みました。 我が家のお馬鹿パソコンがみちがえるほど出来る子に! フリーズする度に「ばかばか」言ってごめんね。 しかしメモリがこれほど安く買えるようになってるとは思わなかった。 MEに256MBを積んで1万円弱とんでいったあの日がウ…

英語教育史学会で

発表してきました。

JGSS2010分析研究会

日帰りで大阪往復強行

社会環境・家庭環境によって英語力達成は変わるか (拙稿の宣伝)

寺沢拓敬 (2009). 「社会環境・家庭環境が日本人の英語力に与える影響―JGSS-2002・2003の2次分析を通して」大阪商業大学比較地域研究所・東京大学社会科学研究所編 『日本版 General Social Surveys 研究論文集 (8) JGSSで見た日本人の意識と行動』(pp. 107…

Rで残差分析

(英語教育研究に限らず)教育研究って、カイ2乗検定が(わかりやすいせいなのか)本当によく使われる気がする。なんだけれども、どういうわけか残差の分析をやる論文って見かけないな。 ということで、Rでの残差分析方法。以下覚え書き。 1.Haberman先生へ…

数時間調べてだめだということがわかった日

新聞記事データベース(オンライン・CD-ROM) 東大所蔵・契約しているものはかなり貧弱 CD-ROM版は社研にわりとあるが、社研図書館は現在閉室中(泣) 情報学環所蔵のCD-ROMがどう使えるかは聞いてみるしかない 縮刷版の項目索引を使うっていう手もあるが、…

コード入力、方向転換(?)

コード入力はとりあえず80年代後半(85-89)で切り上げる(リミットが来週水曜なので) 図式としてはこんな感じか? 「必要性」の意味変容 「必要性」の階層性