こにしき(言葉・日本社会・教育)

関西学院大学(2016.04~)の寺沢拓敬のブログです(専門:言語社会学)。

外国語教育研究に「統計ソフトR」を使おう!(その3)

応援コメントを頂いたので元気がでてきました(笑)。ありがとうございます。


実践編(実際の分析事例)は、寺沢が春休み中に個人的に開催するR勉強会と連動する(というか、勉強会用のレジメ等をこちらに使い回す)予定なので、しばしお待ち下さい。


さて、その1その2の宣伝文を読んで、Rに興味が出た!という方は、実際に使ってみることをオススメします。まずはインストールしてみましょう。


インストールはマニュアルどおりに行えば決して難しくありませんが、市販のソフトほどには簡単ではありません。過去の私がまさにそうでしたが、PCにそれほど詳しくないのに自分のカンだけで適当にやろうとして失敗しました。一応は入るんですが、実は初期設定なんかがけっこう無茶苦茶になっていたのです。なので、「インストールガイド」の類を読んで、指示通り(あるいは、ガイドが推奨する通りに)行った方が、あとあと面倒なことがなくて済みそうです。


さて、その「インストールガイド」ですが、市販のR入門書であれば、必ず載っているはずです。ネットで済ませたいという方は、竹澤先生のR-Tipsの「第01節 R のセットアップ+参考文献」が非常にためになります。(というか、「R-Tips」全体が、役に立つ情報の宝庫です!人によっては、ここだけ見ても独習できるかもしれません。)


なお、上記の竹澤先生のサイト以外にも、ネット上にはRに関する貴重なTIPSをまとめていらっしゃる方がすでに大勢います(Googleで「統計 R」と検索すれば膨大な日本語情報がヒットします)。実際のデータを使った実践例もすでに多くの方がお書きですので、私が付け足す余地は内くらいですが、幸い(?)外国語教育の事例を扱った分析例はあまりなさそうなので、その点を本ブログで(僭越ながら)補完していけたらと思っています。


「その4」につづく...