Rで日本語の文字を含んだ図をepsで出力しようとすると、うまく反映されないはずです。
解決策として今まで僕は、次のようなのをつかってきました。
- 日本語をやめて英語で表現する
- ローマ字で表現する
- .emf などで出力してからコンバータなどで .eps に変換する
最初のはいやなかんじで、とくに私の研究の専門的にも思想的にも、あまりやりたくない(※日本語防衛論者(笑)じゃないよ!)。
2番目のは、視認性が低い、読み慣れない、正書法がよくわからない。
3番目は確実だけれどとにかくめんどうくさい。
というわけで、日本語でやる方法を調べてみました。
見つかったのはこのページ
以下の記述は上のページの丸パクリです。
私の覚え書き以上の意味はありません。
とはいえ、ちょっとだけ優しい解説ですかね。
いや、そんなことないかな。いや2㍊くらいは優しいかな。
1 フォントオプション
まず、フォントを追加しておかないとだめらしい。次のをコピペ。
# 日本語を使うためのオプション options( X11fonts = c( "-*-gothic-%s-%s-normal--%d-*-*-*-*-*-*-*" ,"-adobe-symbol-*-*-*-*-%d-*-*-*-*-*-*-*" ))
2作図
それから、作図をする。とりあえずデータはなんでもよいので、「スイス諸地域の出生率」データをロード。データの詳細はここにありますんで、興味がある人はどうぞ → http://goo.gl/X30QB
# スイスデータ読み込み data(swiss) # ラベルは英語なので、強引に日本語ラベルを付けます colnames(swiss)["Fertility"] <- "標準化された出生率" colnames(swiss)["Education"] <- "教育" plot(swiss$教育,swiss$標準化された出生率 ,main="スイス仏語圏47地域の\n出生率と教育レベル(1888年)")
3 出力
そのうえで、ファイルに出力します。フォントとして日本語フォントを指定する(family="Japan1")のがポイント。
dev.copy2eps(file="hoge",family="Japan1")
要は、
上記1と3の間に作図をはさみこめばいい
ということです。上のスクリプトは、1と3の部分はコピペで問題ありません。(もちろん、3の family="" でフォントの細かい設定はできます、詳しくは上記のRwikiのページ参照)
仕上がりイメージ
ただし、これはあくまでpng画像で、実際のepsのほうがだんぜんキレイです。