私の学振PD応募計画書をアップします。
ご自由にお使いください。
2012年度は補欠枠まで行って落ちて、2013年度は採用されました。その意味で、私は当落の微妙な差がわかりやすい事例かもしれません。
いずれの年度も「人文学」の「外国語教育」枠で応募しました。
どうしてこんなことをしているかと言えば、ネット上に公開することで、「コネ」がない人の参入障壁を下げたいと思っているからです。自分はM2/D1の時代、学振応募経験者とコネがなく*1、色々損をしました。たしかに私は「学振最強」の東大大学院に通っていましたが、東大と言っても、分野によりけりです。外国語教育系に関して言えば、東大は優秀な若者をスポイルする場所あまり研究志向が強くない場所として私の半径5メートル以内では有名です。そんなわけで、いろいろ悔しい思いをしました。
個人的には、応募者のソーシャル・ネットワーク(所属研究室の「空気」も含まれる)で当落が左右されるDC1は大幅に縮小して、DC2やPDを手厚くするべきだと思います。だいたい修論も書いていない段階で、どうして研究者としての素質が評価できるんでしょうか。
あと、そもそも競争的な資金配分も大幅に緩和して、浅く広く行き渡るようにすべきだと思います。
注意事項
1) pdfにパスワードがかかっています。パスワードは半角で tera の4文字。
2) 寺沢以外の個人情報が記載されている申請書7頁目は割愛しています。
*1:採用者だけではなく応募者すらいなかった