読んだ。
「子ども留学(短期・中期)が東アジアで流行っているんだけど、この現象はいろいろな課題を引き起こしちゃうよ」という話。
構成
- Changing the face of immigrant communities
- Learning english, englishes, or chinese: challenging or reinforcing language ideology of english as a global language
- Becoming "newcomers" into the home context
- Blurring the borders between esl and efl contexts
- Implications for language teacher education
論文の最後は教師教育の話で、最初は何の関係があるんだろうと思ったんだけど、「帰国した子どもを適切に取り扱う必要があるので、教員養成には従来なかった新たな視点が求められる」ということだった。なるほど。
Outer Circle(フィリピン等)の留学から帰ってきた子供が自国の教室内のネイティブスピーカー規範を揺さぶるという話が面白かった。
日本では子ども留学はまだほとんど浸透していないだろうが、スカイプ英会話なんかでフィリピン英語 and/or ノンネイティブ英語に触れている子どもは多そう。似たようなジレンマは既に生じているのかもしれない。