KLA発表ログ「教育研究としての『外国語教育学』」

6月26日、駒場言葉研究会（http://lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp/~cwpgally/kla/index.html）において、「教育研究としての『外国語教育学』」というタイトルでお話させていただきました。録音をもとにして文字に起こしたものをこちらにアップします。なお、文字化に際し、大幅に加筆しています。

要旨

外国語教育が「学問」として構想されてある程度の年月が経ったが、現在の状況は、実証主義および心理学・言語学への「知的偏り」が見られる一方、主流の教育学および教育書研究が適切に参照されていない傾向がある。本発表では、外国語教育をめぐる諸問題の中には、実証主義や心理学・言語学では解決不可能なものも多いことを指摘する。そして、それらを解決するためには、教育学・教育諸研究の貴重な蓄積を適切に参照すべきであるということを提案する。

追記

以下に本文を移動しました。

http://d.hatena.ne.jp/TerasawaT/20101102/1288721439