5年ほど前、この論文を書くにあたり、「カッとなって」という言葉を含む新聞記事を30年分くらい読んだことがあった。
そこでわかったこと。みんな別れ話を自宅や相手の家でやりすぎだ。
「別れ話は喫茶店でする」という教訓(スローガン?)をたまに聞く。あれは「人目があったほうが冷静になれるから」という意味合いより、「逆上した相手に殺されないために」という自衛的な意味が強いとつくづく思った。
「でも、まあ、私の恋人はそんなことはしないよね・・・」と思うひともいるかもしれない。しかし、殺人事件の被害者は、恋人が逆上して首を締めてくるなんて露も思わなかったから、自宅で別れ話を切り出したのだという事実を重く受け止めるべき。
結論。別れ話をするときは、ファミレスや喫茶店で行うか、第3者にも在席してもらいましょう。