刊行は2014年春ですが、採用は決まったので、まあ載せてもいいよねーと思ってアップします。草稿であれば執筆者に100%権利があるらしいし。
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内容
ひとことで言うと、「過去数年で英語を使う人の数は減ったよ!」ということを実証した論文です。近年のグローバル言説を真っ向から否定してますが、まあ、グローバル化には「金融危機のグローバル化」も含まれるので、不況になれば英語使用も減るのは当然だろう、という議論をしています。
キーワード
英語化 英語使用 仕事と英語 無作為抽出標本 社会統計
構成
1. はじめに
1.1. 「日本社会の英語化」言説
1.2. 「英語化」言説を検証する意義
1.3 無作為抽出・2 時点間比較の重要性
2. 方法
2.1. データ
2.2. 設問
2.3. リサーチクエスチョン
3. 英語使用の増減
4. 英語使用減少の背景
4.1. 基本属性別
4.2. 産業別
4.3. 企業規模別
5. 考察
5.1. 英語化言説のイデオロギー的機能
5.2. 英語化に関する社会科学的研究の必要性
6. 結論