最初は真面目な取材かと思ったので丁寧に答えたら、言質がほしいだけだったようだ。僕が返答する前に当該記事をアップしていたからだ。せっかく丁寧に答えたのに損した。その損を少しでも取り返すためにここにアップする。
なお、以下の引用中のリンクは、僕が挿入した。
9月29日15:28 先方→寺沢
寺沢 様
メールで失礼いたします。
週刊女性の●●●と申します。
ご存知かと思いますが、弊誌には週刊女性prime』というWEB版の雑誌がありまして、今回、先日放送された『林先生が驚く初耳学!』の中で紗栄子さんが自身の英語教育方法を否定されたことに関して、林先生の言っていたことは正しいのか、紗栄子は本当に間違っているのか、という紗栄子さん擁護の記事を書こうと思っていましたところ、寺沢先生が書かれたYahoo!ニュースの記事を発見いたしました。読ませていただいたところ、まさにその通りだと思い、記事の引用をいたしたいと思っているのですが、1つお伺いしたいのは、結論として英語が上達するためには、小さいころから習うか大人になってから習うかそれほど関係はないと言ってしまっていいのか、あるいは本当は小さいころから習ったほうがいいのか、どちらなのか、教えていただけますでしょうか
お忙しいとは存じますがなにとぞよろしくお願いいたします。
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株式会社 主婦と生活社
『週刊女性』編集部
●●● ●●
9月29日18:11 寺沢→先方
●●●様、
ご連絡ありがとうございます。
早速ご質問への回答です。
> 結論として英語が上達するためには、
> 小さいころから習うか大人になってから習うか
> それほど関係はないと言ってしまっていいのか、
> あるいは本当は小さいころから習ったほうがいい
> のか、どちらなのか、教えていただけますでしょうか
これは、「英語が上達する」「習ったほうがいい」の定義次第です。
学者にありがちな曖昧な言い方に聞こえるでしょうがが、これは本当に定義次第で答はイエスにもなるしノーにもなる問いなのです。
例えるなら、「いじめは犯罪か?」という問いのようなもので、「いじめ」の定義次第では答はイエスにもノーにもなるわけです。
どういう定義を採用したうえで記事を書くのか教えていただければ回答できるかもしれません。
寺沢