諸事情により、小学校英語論に関する本を読みまくる必要があります。読んだ本と、気づいたことをここにメモします。
小学校英語「論」という部分がポイントで、指導法に関する本や低年齢者の言語習得に関する本は基本的にパスです。
鳥飼玖美子著『子どもの英語にどう向き合うか』(NHK出版新書)
2018/10/04 読了
3章に、「学習指導要領解題」みたいな部分がある。教員には役立つだろうが、一般のひとにはなかなかきつそうだ(笑)。著者の責任というより、学習指導要領の悪文のせい。
昔から悪文だったが、最近は、改訂のたびにいっそう悪文になっている気がする。
僕も『これからの英語教育の話をしよう』で次期学習指導要領の解題をやったが、はっきり言って、そのまま引用して理解してもらうのは無理だと判断した。引用の後に必ず「意訳」を添えて、本文を読まなくても読み進められるようにした。