英語ができれば、英語が必要な仕事に就けるのか? ---日本の労働市場の不平等性と英語使用---

私が編集委員として参加している『社会言語学』の11号が刊行されました。

今号は書評論文も含め十数本の論文が載っています。

目次など詳しくはこちら。
http://www.geocities.jp/syakaigengogaku/syakaigengogaku2011-2.html

ご興味の方は、上記のウェブサイトから購入できます。てらさわに会う機会がある方は、連絡してもらえれば見本をお見せいたします。

ちなみに、私も

「英語ができれば、英語が必要な仕事に就けるのか?−日本の労働市場の不平等性と英語使用−」

という論文を書いています。

タイトルのまんまですが、英語力が同レベルであっても、ジェンダー・年齢・学歴によって、英語使用が必要な仕事への就職・配属は異なるよ、という話です。計量分析です。回答者は都市部の就労者ですが、母集団が明示的に設定されてますので、一般化可能性は高いと思います。

特別付録に、職種および産業別の英語必要度ランキング！*1

論文のベースになった発表は以下

2011年8月6日、関東甲信越英語教育学会全国大会@専修大学（ポスター発表）

*1:付表です。