出ました。
『「日本人と英語」の社会学』終章にも書きましたけれど、クリティカルスタディ系の外国語教育を日本語で議論している媒体としては稀有な存在だと思います。
詳細は以下のウェブページをご参照ください。(注文やバックナンバーも以下参照)
http://www.geocities.jp/syakaigengogaku/2015.html
論文
- 木村 護郎クリストフ
- 障害学的言語権論の展望と課題
- クァク・ジョンナン
- 日本のろう教育は手話をどのように位置づけてきたか―日本語至上主義の批判的検討―
- はやま しんすけ
- 「わかりやすさ」をめざして書かれた新聞記事の文体的特徴
- 小澤 かおる
- 性的少数者関係情報と情報保障
- 仲 潔
- 続〈コミュニケーション能力の育成〉の前提を問う―「キラキラ」できない学習者と英語教師たち―
- 井上 史雄/包 聯群
- 内蒙古文字景観の社会言語学―文字の社会類型論―
- 鴨志田 聡子
- 言語で分ける内と外―イスラエル文学作家エトガル・ケレットの場合―
- あだち ゆーこ
- 移民対象の日本語教育の内容について―ドイツの移民対象向けの教科書からの考察―
コラム
- 吉川 雅博
- 失語症を理解する
書評/書評への応答:
- ましこ・ひでのり
- ゴフマン論と社会言語学的含意 中河 伸俊・渡辺 克典編『触発するゴフマン やりとりの秩序の社会学』(新曜社、2015年)
- 金子 昭
- なかの・まき著『日本語点字のかなづかいの歴史的研究―日本語文とは漢字かなまじり文のことなのか―』(三元社、2015年)
- 砂野 幸稔
- 佐野 直子著『社会言語学のまなざし』(三元社、2015年)
- 佐野 直子
- まなざしの不安、学のゆらぎ、ことばの自由
- 大黒 俊二
- 大戸 安弘・八鍬 友広編『識字と学びの社会史―日本におけるリテラシーの諸相―』(思文閣出版、2014年)
- 柿原 武史
- 「国民」教育において「グローバル人材」育成をめざすという欺瞞―西山 教行・平畑 奈美著『「グローバル人材」再考』(くろしお出版、2014年)