うえの記事を読んでいて、標記のフレーズをおもいついたのだが、いま書く時間がないので、思いついたという事実をメモ。
簡単にいえば、オーラルアプローチの目標と、学習指導要領試案の目標(特に教養上の目標)は両立するという話。オーラルアプローチは、実用的/技術的なものではなく、言語教育の本質から言って教養的価値も内包する、。というように、「本質」という語が象徴するように、「正しいオーラルアプローチ」「正しい構造主義言語学」というレトリックで、「音声教育」と「教養」を接続。
岡倉由三郎的な意味での「教養」は、テクスト(特に英文学)に深く没入し身体化することで得られるものであったはずなので、「音声」への接続はけっこうなちからわざである。(と思うがきちんと読んでいないのでまた後日)