前期後半。社会言語学系の計量分析で他にいい本がないので(すみません)、自分の本を読ませました。
「日本人と英語」の社会学 −−なぜ英語教育論は誤解だらけなのか
- 作者: 寺沢拓敬
- 出版社/メーカー: 研究社
- 発売日: 2015/01/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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計量社会学×社会言語学という点でいえば、和書洋書問わず、まあこの本しかないので仕方ない。
なお全部読むのは流石にきついだろうということで、統計分析がシンプルで、かつ、個人的に面白いと思われる3章・8章・9章をピックアップした。
なお、個人的に一番好きなのは6章(しかし、今まで誰にも言及されたことはない6章)。
佐野さんの本は言語学に関する前提知識(「言語学はこういう理論的仮定があるけど社会言語学はそうじゃない」的な)が必要だったのでなかなか大変だった学生もいるようだったけれど、今回のは下敷きは社会学だったので多少は抵抗がすくなかった、、、のかな。社会学を2年間学んできているわけで。
なぜ板書(ディスカッショントピック)を転載しているかというと、この中のどれか(あるいは別のものでも良い)をリサーチクエスチョンにして、ミニ論文を書くというのが夏のレポート課題だから。